招かれざる「穴」

お世話になっております。福の家の浅石です。
すっかり暖かくなってきましたね!
さて今回は、住宅を建築する際の注意点についてお話してみようと思います。
皆様、井戸ってご存知ですよね?
そうです。某映画でさ○子が出てくるアレですw
とある建築現場にて、、、ソレは突然現れました。
ある工程で地面を少しばかり鋤取った時に、地面に10cm程度の「穴」が!
その場所はちょうど建築予定の建物の基礎の一部がかかる場所だった為、現場は騒然としました。
どこに関わってくるかと言うと、地盤改良や基礎を施工する場合です。
井戸と言っても色々種類がございまして、、、
いわゆる、さ○子が出てくる様な直径1mくらいの筒が地面から突き出ている物だけではなく、地表には塩ビ菅が出ていて、地下が大きく広がっているケース等もございます。
また、井戸は水脈の深さまで掘り下げる為、他の家の井戸と水脈で繋がっている可能性が高く、考えられる良くないケースとしては、
・地盤改良をコンクリート杭で補強しようとした時に、固まる前に水脈に流れていってしまったり、最悪のケースでは他の家の井戸に流れてしまう。
・知らずに家を建てると、そこだけ地盤が沈下し、家が傾いてしまう。
などなど、とにかく悪い想像が働いてしまいました💦
と言うわけで、早速専門の業者に調査をお願いしました。
結果それは井戸ではなく、以前建っていた家の縦の配管という結論となり、ホッと胸を撫で下ろしました。
もし本当に井戸でそこに建物がかかってしまう場合、井戸をしっかりと埋め殺したり、お祓いや息抜きをしたりという事が必要になりますので、建築をする場合は注意が必要です。
もし井戸があるエリアや建築予定の敷地内に井戸がある場合は、建物も大事ですが土地にもしっかりと目を光らせようと思い知らされた貴重な体験となりました。
おわり
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