ニッチ!

お世話になっております。福の家の浅石です。
年末ですね!
コロナの影響でまたしても故郷に帰れず、どうしようか迷っております。
皆様はどの様に過ごされますか?
さて、今回は新築にもリフォームにも有効に活用できる収納のお話をしてみようかと思います。
その名も「ニッチ収納」です。
ニッチとは「埋込」の事なのですが、有効スペースの狭く、普通の収納が置けないなんて所にとてもオススメです。
今回ご紹介する例は、階段下にトイレがあるお家のパターンです。
例えば↓の様な感じ
天井に階段の凸凹が有り、上に吊戸棚等が付けられない様な状態です。
後ろの出窓の所にも物を置けそうですが、人によっては見せたくない物を置きたくない方もいらっしゃいます。
そこで登場するのが、埋込の「ニッチ収納」です。
以下、実際の施工の様子を写真と共にご紹介致します。
まず、施工予定の箇所を採寸し、、、
そこに墨出しします。
引いた線の通りに、当て木をしながらカットしていきます。
ボードを剥がすと、こんな障害が!
おそらくは隣に付いている手すりの下地ですね。
これも丁寧にカットして、、、
ぽっかりと商品が収まる幅の穴が空きました!
ちょうど棚をつける下地の間柱ギリギリにカットするあたりが、さすがは大工さんですね♫
ここまできたらあと一歩!
外で一旦部材を組み立て、棚をはめ込みビスで固定します。
この時、スペースや見映えによって壁厚全部埋め込むか半埋込かを調整できます。
今回は壁の有効寸法が狭く、空間をなるべく広くする為全埋込にしました。
丁寧に養生し、色を合わせ仕上げのコーキングを施したら、、、
セットの可動棚と扉を付けて完成です!!
所要時間は約3時間程。
私がやった作業は最後の可動棚と扉だけでしたw
寸分違わぬ素晴らしい大工仕事に今回も圧倒された貴重な経験でした!
やっぱり職人ってすごいですね♫
以上、限られたスペースを有効活用できる強い味方「ニッチ収納」のご紹介でした。
狭い場所だけでなく、広いお部屋の意匠性を高める事もできますので、ご興味のある方は是非お試しあれ♫
おわり
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