基礎は大事

皆様こんにちは。
42歳の元料理人 舞台俳優や劇作家を目指した頃もあった
無謀な島田が本日の担当でございます。
さて、本日も大きな地震を感じましたが 皆様はご無事でしょうか?
そんな時に気になる 建物を支える最も大事な基礎のお話でございます。
基礎は大きな災害を迎える度に、法令が厳しくなってきております。

表の通り1950年代は時に何のルールも無かったのですが
1970年代にはコンクリート又は鉄筋コンクリートの基礎が義務化
1980年代には鉄筋コンクリートが義務化、
そして2000年代に基礎の寸法等も細かく指定されるようになりました。
一般の方からよくご相談受けますのが
「ウチの基礎にヒビが入ってるんだけど これ欠陥ですか!?」
というものですが
ほとんどのケースが心配ないという結論に至ります。
1970年代以前の建物で無筋の物ですとコンクリートの耐用年数50年を迎える事もあり
非常に危険な可能性もありますが、築50年未満でしっかり鉄筋が入っているのであれば
基礎が壊滅的な状態である事はあまりないと実感しています。

↑上の写真のように、基礎本体の表面には化粧モルタル 刷毛引きの巾木をしている建物がほとんどで

この表面に上塗りされたモルタルに軽いヒビが入る事は日常茶飯事です。
5㎝や10㎝を越えるヒビが入っている場合は、施行会社で補修対象となる場合もありますが
表面の化粧を少し直す程度で、あまり重要なレベルの被害である事は少なく感じます。
ただし、前回記事のシロアリの調査も含めて、内部からも見て同じ箇所に同じようにヒビが入っている場合は注意が必要なので、心配なようでしたら 御連絡ください。
本日も最後までお読みくださり誠にありがとうございました。
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